どうも、心に空いた穴を食欲で埋めたくなる系女子もねこです。
ダイエットと仕事の両立って……正直厳しいですよね。
ストレスヤバイですよね。
ダイエットのストレスがというよりも、仕事のストレスのせいで不安になったりイライラするせいで、「無性に何か食べたくなる」。
私の場合、不安やイライラを、食べたり飲んだりすることで誤魔化したくなるんですよねえ。
別に食べて誤魔化したってその不安のもとがなくなるわけじゃないってわかってるのに。
わかってるのに、でも食べたくなる……。一時でも、その不安から逃れられるから。
しかし、私はダイエッター。
なんでもかんでもストレスを食欲で代替するわけにはいきません。
仕事のストレスなんか笑い飛ばしてしまえ!
というわけで、くすっと笑えて元気が出て、案外仕事の参考にもなるおすすめの本をご紹介します。
それがこちら!
表紙を見たらわかるかと思いますが、ギャグです。
6割くらいギャグなんですが、残りの4割はわりと真面目な印象です。
著者は、「夢をかなえるゾウ」を書かれた水野敬也さんと、「かもめんたる」の岩崎う大さん。
あちこちに笑いがちりばめられており、
- 職場の意地悪な先輩の対処法
→銭湯に誘って自分の肩のタトゥーを見せつける
- 会社が倒産したときのために今できること
→むしろ今すぐライバル会社として独立し相手を潰す
- ケンカをした同僚と仲直りする方法
→喧嘩した記念日としていっしょに樹を植える
……などなど、「いやそうはならんやろ」と思わず突っ込みたくなるネタが盛りだくさんです。
とはいえ完全にギャグに振り切ってるかと言えばそんなこともありません。
意地悪な先輩の対処法として、「自分の成長のための訓練として相手をする」「相手の重苦しいバックグラウンドを勝手に想像して勝手に同情して許してあげる」といった、ふつうに使えそうな対処法も載っていて、参考になります。
本書は、最初に課題があり、次のページに一般的な対処法が載っており、どんどんその対処法が過激になっていく……というスタイルです。
また、その課題の対処法として参考になる偉人のエピソードが載せてあって、なるほどなあと思わず読みふけってしまいます。
……読み返していると意外に真面目な部分が多いかもしれません。
ギャグ:真面目で5:5? いや、案外4:6で真面目の方が多いかも……?
うーん……
ま、まあ、とにかく実行可能な仕事の対処法も載っていて、参考にもなって、フフっと笑える素敵な本ということは間違いありません。
タイトルもそのものずばりの「仕事のストレスが笑いに変わる! サラリーマン大喜利」です。
仕事でストレスがたまりまくってなかなかダイエットと両立できない方、仕事のことを考えるとイライラして過食に走りそうな方、ぜひこちらの本を読んで、ストレスをコントに昇華してみてくださいね。
「仕事のストレスが笑いに変わる! サラリーマン大喜利」の感想など
基本的に面白く読んでるんですが、たまーに被弾して古傷がえぐられます。
「上司がつまらないギャグを言いました。ツッコミを入れてください」
とか、ウッてなるんですよウッて。
いやだって私あんまりテレビとか見ないから古いネタどころか最近のネタもわかんないし頭の回転もよくないから言葉遊び的ないわゆるふとんがふっとんだ系のギャグを言われても後から気付いてあっなるほど頭いいですね!みたいな反応しちゃってどう考えても相手の求めてる反応はそれじゃないのにそもそもギャグがギャグと理解できないから愛想笑う以前の問題で
すみません。
そういうわけで、読んでいて心が痛くなったりしつつ。
とても私が思いつかないようなぶっとんだ対処法が書いてあったりするのが面白いです。
ギャグのターンに入ると登場人物はものすごい行動をするのですが、めちゃくちゃ前向きだったりして、すごく元気がもらえます。
あと、合間に入っている偉人のエピソードは素直に尊敬します。
偉い人も、最初から偉かったんじゃなくて、いろいろ苦労を積み重ねてその地位にたどり着いたんだろうなと思わせてくれる、イイ感じのエピソードが詰まっています。
特に感心したのは、イギリスの第71代首相、マーガレット・サッチャーのお話ですね。
サッチャー首相が指揮した戦争で、兵士が亡くなるたびに、遺族に対してお悔やみの手紙を書き続けた……というものです。
他にも、戦国武将蒲生氏郷の、領土を守る戦いをした後にとらせる褒章がなく、蒲生氏郷が自ら薪をくべ風呂を炊いて部下をもてなしたというお話も好きです。
こういう、たくさんの部下、兵士がいるだろうに、きちんとひとりひとりを認識していて直接ねぎらうエピソードに弱いです。
こんなことされたら、下手にお金や地位をもらうよりずっと感じ入ってしまうだろうなと想像できるからかもしれません。
それを自分が実践できるか? というと微妙ですが(笑)、どんな相手だろうと真心をつくすことで開ける道がある、ということなんだろうなと理解しています。
そういった思わず関心してしまうお話、参考になる対処法、そしてストレスを笑いに変えてしまえるような面白エピソードがいっぱい詰まっているので、気になる方はぜひ手に取ってみてみてほしいです。オススメ。
仕事をしているとストレスも多く、さらにダイエットも両立させようとすると障害も多いと思います。
それでも、なるべくストレスをためずに、楽しんで日々を過ごせたらいいですよね。
応援しています。私も頑張ります!
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